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自治会長さんたちが外国人住民と語り合う地域共生自治会会議(7月22日)

活動報告2023年09月30日(土)

浜松市の自治会数は743、自治会加入率は約94%で、全国的に見ても高い加入率と言われています。 地域に暮らす外国人住民の方も多くが自治会に加入しています。 外国人住民の暮らし方は様々ですが、ここ数年は一戸建ての住宅を購入して地域に根を張って暮らしていく人も増えてきました。 これまで外国人の方があまり暮らしていなかった古い戸建て住宅の多い地域に外国人の隣人を迎えることになった自治会では、どのように外国人の方々を迎えて一緒に自治会活動を運営していくのか、とま
どっているところもあります。
 HICEでは、2008年から自治会における多文化共生の地域づくりに力を入れ、回覧物の翻訳や防災訓練等での通訳派遣を行ってきましたが、一年に一回、自治会役員の方々向けの研修兼情報交換会として「地域共生自治会会議」を開催しています。 昨年度と今年度は、外国人住民がどのような思いで日本で暮らしているのか、実際の自治会活動でどのような疑問や思いがあるのかなどを外国人住民から直接話を聞く機会を設けました。 今年度は30自治会から32人もの方が参加しました。 メインテーマとして、まずブラジルやフィリピン、ベトナム出身のHICE職員が来日事情や母国の様子、日本で暮らすことになった経緯や子育て・地域活動での大変だったことなどを人生を振り返りながら話しました。 その後、インドネシア、中国、ペルーなども含め6カ国の各職員を囲んで5,6人のグループに分かれ、ざっくばらんに話し合う時間を設けました。参加した自治会長さんたちからは、「(外国人の方の)本音が聞けた」「お互い人間同士だということを再認識した」「まずはコミュニケーションから、相手を受け入れることから始まるということを実感した」など充実した話し合いだったことがうかがえました。 時間が足りない、という声もあったほどです。 自治会長さんたちにとっては、身近な外国人の方々と直接語りあえたことが大きな収穫だったようです。 HICEとしては今後もこのような機会をつくっていきたいと考えています。