7月31日(木)にレストラン、ホテル、旅行関係者、外国人雇用企業向けに「食」に関するセミナーを行います。

増加している在住ムスリム、インバウンド客に向けて浜松市としての取り組みはまだまだ進んでいるとは言えません。外食で、旅先で、社食や給食で、ムスリムの「食」に関する不安やトラブルを解消するために、私たちはどのような工夫ができるのでしょうか?
食物アレルギーなども含め「食に関して困っている人がいる」という気付きは、様々な個性を持つ人々への配慮を考えるきっかけとなり、全ての人にとってより良い社会を作ることへと繋がっていきます。サービスを提供する側の皆さんで一緒に考えていきましょう。
セミナー:がんばらないムスリムフレンドリー
①浜松市内のムスリム概要
浜松市 国際課より
②ムスリムフレンドリーって何?
講師:クレシ サラ 好美氏
宗教法人名古屋イスラミックセンター渉外担当理事 早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員 名古屋経済大学非常勤講師 研究テーマはムスリム第二世代関連 最近の著作は「『ムスリムであること』とどう向き合うのか:第二世代の語りから」峯崎寛子編『日本に暮らすムスリム』明石書店(2024年)、「日本に暮らすムスリム第二世代:学校教育現場における実態の検証」『白山人類学』24(2022年)など このほか、ムスリム旅行者対応、ハラール、教育、弔い、女性についてなど幅広いテーマで講演・出張講義を行う。
③わたしが始めたみんなのためのハラルのお店
講師:ノビタ ベテ コサシ氏
1116(いいいろ)ハラルベーカリー代表。インドネシアのバンドン氏生まれ。パラヒヤンガン大学の法律学部を卒業後、2005年に来日。長野県内の日本語学校で学んだ後、三島市の日本大学国際関係学部を卒業。スズキ株式会社でインドネシア語の通訳翻訳者として活躍後、結婚を機に退職。ムスリムを含めた全ての人が安心して食べられるパン屋を目指し、2024年8月に磐田市にハラルベーカリーをオープンした。