外国人材雇用を企業の強みに変えるには、ノウハウがありました。
職場の中での異文化理解の必要性と、異文化適応力を高めるヒントを、各国の文化的な傾向の分析をもとに、事例を交えて分かりやすく学べます。外国人材が働きやすい環境は日本人社員にとっても魅力的なはずです。一緒に考えてみませんか?
以下のような皆様に役立つセミナーです。
- 外国人を雇用中、今後雇用を考えている企業の経営者・担当者
- 外国人材の就職支援担当者や日本語支援者
- 浜松市の外国人材雇用に興味のある方
基調講演:企業を救う異文化適応力(CQ) 宮森千嘉子氏
文化・背景の異なる他者と協働し、成果を出すために何が必要でしょうか。外国人材と働くためには異文化適応力(Culture Intelligence)が欠かせません。文化の多様性を生かした活躍の場を設けることで、企業は飛躍的に成長できます。
宮森千嘉子氏
アイディール・リーダーズ株式会社 Chief Culture Officer、一般社団法人CQラボ主宰。 オランダの社会心理学者ヘールト・ホフステード博士の国民文化理論とCultural Intelligence(CQ)の研究をベースに、 経営戦略や組織文化 変革に関するアセスメント実施及びコンサルティングを提供している。共著に「経営戦略としての異文化適応力」(日本能率協会マネジメントセンター)。
トークセッション:隣の職場はどうしてる?~浜松市内企業の実践と試行錯誤~
静岡県浜松市内企業の担当者が外国人材の採用・定着の実情を語ります。コミュニケーションの悩みは、多くの企業に共通しています。明日から使える定着のためのサポート方法、異文化理解のヒントを学びます。
登壇者
森川恭徳氏
株式会社モアソンジャパン
代表取締役社長
1972年大阪府大阪市生まれ。 1996年京都大学理学部卒業、大手食品会社勤務を経て2005年モアソンジャパンに入社。 2009年取締役、2011年常務取締役を経て2013年より現職。 2020年特定非営利活動法人浜松ソフト産業協会理事長就任。
秋山真一氏
株式会社ヤタロー
執行役員
1968年静岡県浜松市生まれ。 國學院大學経済学部卒業。 大手食品会社勤務を経て2012年 ヤタローへ入社。外国人材の採用 ・育成並びに高齢者雇用制度の 改革など人材確保・活用に取り 組んでいる。 2019年㈱NEXT WORLD設立(有料職業紹介事業)取締役就任。
ゴーレ・ブペントラ氏
株式会社ヤタロー
経営企画室
2009年ネパールより初来日。国際武道大学卒業(千葉)後、2014年株式会社ヤタローに入社。7年間お菓子(治一郎バウムクーヘン)製造業を経験し、2年間、事業開発&マネジメント株式会社ウイング岐阜(ヤタローネットワーク)。2023年4月~人材育成と人材紹介業を担当。
高畑幸氏
静岡県立大学
国際関係学部教授
1969年大阪府豊中市生まれ。大阪外国語大学を経て大阪市立大学大学院後期博士課程修了。博士(文学)。専門は社会学で、1990年代前半から在日外国人(特にフィリピン人)を研究対象としている。2011年に静岡県立大学准教授、2018年10月から現職。
株式会社モアソンジャパン
1982年創立。本社は浜松市中央区海老塚
多くのお客様に幅広いITサービスを提供し、特に音や画像の信号処理に強みをもつ。
正社員として4カ国12名の外国人エンジニアが活躍中。オフショア開発をはじめ、今後の海外進出を見据え中核的人材となるエンジニアを採用するため現地選考会に参加するなど積極的に活動を続けている。2021年より浜松市外国人材活躍宣言認定事業所。
株式会社ヤタロー
1933年創立。本社は浜松市東区丸塚町
パン製造から始まり、「治一郎」のブランドで知られる菓子製造、給食の提供などを行う。現在8カ国23名の外国人技術者を正社員として雇用。経営の中核として活躍中。パートで働く外国籍従業員は60名以上。
パネリスト:
①森川恭徳氏 (株式会社モアソンジャパン 代表取締役社長)
②秋山真一氏 (株式会社ヤタロー 執行役員)
③ゴーレ ブペントラ クマラ氏(同 経営企画室)
コメンテーター:宮森千嘉子氏(アイディール・リーダーズ株式会社CCO)
ファシリテーター:高畑幸氏(静岡県立大学 国際関係学部教授)