1990年代に来日したブラジル人の第一世代は徐々に高齢化が進んできており、今は第3世代となる孫のいる家庭も少なくはありません。 そこで、心のケアによってより自然で健康的に年齢を重ねられるように、「21世紀に老後を迎えるチャレンジについて」のワークショップを11月12日(土)にレストランVila Brasil(浜松市中区高丘西)で開催しました。
講師を務めたブラジル人心理分析士のデビデ・ヴァンデル・ルイス氏は「心と身体は密接な関係にあり、一方が不調になると他方も不調になる」と語り、参加者との活発なディスカッションが行われました。
加齢により心身にさまざまな変化が起こることはよく知られています。 例えば、大切な人との別れや身体能力の低下など、ライフステージが進みさまざまな変化が起こることで、感情が不安定になることがあります。
約20名の参加者からは「今後の生き方、人との付き合い方について非常に参考になった」との声が多く上がりました。
また、日本の年金をテーマにした「年金特別相談会」を11月24日(木)に東・西年金事務所と共催で多文化共生センターにて開催しました。 約10名の相談者からは国民年金の免除申請の他、年金の受給額、帰国した場合には今まで納めた分はどうなるのかなど、多くの質問が寄せられました。
HICEは今後も外国人が高齢化に備えるための事業を進めていく予定です。
発表した3人。 受付や司会も担当しました。目線や話すスピードにも気を配りながら発表しました。
活動報告2023年01月16日(月)